こんばんは。ほんと毎日暑いっすね。
この前、Tシャツとパンツ一丁で寝ていたら トランクスの窓がうっかり開いていて
○○○がポロリしてたんですよね~w で、起きたら蚊に刺されてたんだよ~(>ω<。)
えっ どこを?って? 分かるでしょ~w 全部言わなくても・・・
ハァ━(-д-;)━ァ...ムヒ買って~(>ω<。)



さて、名言コーナーですね。
最近ね、あっちの「恐怖」のテーマについて考えることが多くて、空いた時間はそういう関連の
情報をネットで見たり、関連の映画観たり、本読んだりしてます。
蚊に刺されながらね。ムヒ~゚(*´□`)゚。ウワェェェン!! 



そんななかで、今日はその関連の映画の中の名セリフをここでの名言としましょかw
ゲイの人なら 知ってる映画「フィラデルフィア」です。若い子は知ってるのかな?
90年代型のゲイは必ず観てるわなw


「フィラデルフィア」って93年製作の映画なんだね。僕は高校生のときにツタヤで
VHSビデオ借りて観た記憶があるから、95年~96年あたりに観たんじゃないかな。
主演のトム・ハンクス(Tom Hanks)が2年連続でアカデミー賞もらった1本目だね。
僕はたぶん、トム・ハンクスのアカデミー賞の話題をテレビで見て、それでこの作品のことを
知ったんだと思うね。主題歌を歌うブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の
声が渋くて良いね。
僕の声もこういう渋くて低い声なんだよ。
ウソですw 軽すぎる声してます ムヒ~゚(*´□`)゚。ウワェェェン!!



タイトルの「フィラデルフィア」って地名なんだけどね。ウィリアム・ペンって人が
古代ギリシア語で「兄弟愛の市」を意味する「フィラデルフィア」と命名したらしい。
(フィロス=愛、アデルフォス=兄弟、ア=都市名につく「語尾形」)
(by ウィキペディア調べ)独立宣言の起草もここで行われたようだ。
だからこの地名を映画のタイトルにしたのだろうね。いろんな意味をこめて。



ストーリーは、観てない人のためにネタバレ防止でおおざっぱに言うと
ゲイでHIV感染者の弁護士アンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)が
所属していた法律事務所を不当解雇されて、その不当解雇をめぐって法廷で争うってのが
ストーリーの基軸。解雇された理由を事務所側は彼の「仕事の能力不足」と主張して争うのだけ
れど、本当は彼が「ゲイでHIVだから」という理由で解雇していたわけで。
その解雇までのやり方もアメリカらしく汚くて、仕事のミスをでっちあげるんだよな。
法廷劇っていう基軸のストーリーと ゲイ、HIV、エイズに対する差別や偏見、そして
彼がだんだんエイズ発症していく様子と周りの人達のストーリーが並行して描かれてるんだよね。


僕はこの映画を過去何度も観たけど、最近HIV関連の情報をネットとかで見てるから
先日あらためてこの映画を観たときに、セリフの中で言っている彼の身体の症状についての
細かな説明の部分は「ああ こういうことを言っていたんだ」って初めて気づいた所があったよ。
たとえば下痢の原因について医者と会話で「カポジ肉腫の可能性もあるから内視鏡検査しよう」とか
「AZTの副作用だろう」 とか。最後あたりのシーンでアンドリューと彼の恋人が病室で
見つめあうシーンあるけど、その前のシーンで医師が「サイトメガロウィルスのせいで
右目がみえていません」ってさらっと画面の端っこで言ってるんだよね。
この恋人同士が笑顔で見つめ会うシーンは右目を失明してる状態なのかっていうのを分かって観ると、
なんだか泣けてきた。
今みたいに、抗レトロウイルス療法ってない時代だから CD4リンパ球の値が200を切り、
エイズ発症しながら さらにCD4の値が下がっていくという
そういう時代の話なんだよなこの映画は。映画作るのには時間かかるから
おそらくこの映画の脚本は80年代のゲイのことを80年代後半~90年代初頭に
書いていると思うんだよね。



さて、この映画で 僕が高校生のときに観たときと、その後何回か観たときとで
毎回必ず泣きそうになるシーンがあるんだよな。そこから名言を。


そのシーンは事務所側の策略でアンドリューが準備していた裁判所に提出予定の「訴状」を
紛失してしまう場面。病院で診察受けているときに事務所スタッフから電話で紛失の事実を
聞き、慌てふためくんだけど、事務所に「すぐに帰る」と言って電話を切ってからのセリフ




『どんな問題にも 解決策はある・・・
 どんな問題にも 解決策はある・・・どんな問題にも・・・』
 

『Every problem has a solution・・・
 Every problem has a solution・・・Every problem has・・・』
 



自分を落ち着かせるように、自分を諭すように 何度も自分に向けて言うんだよね。
ストーリーの序盤の部分なんだけれど、
僕はこのシーンでもう泣きそうになるんだよ。
あか~~ん 泣きそ。。゚(´□`)゚。って感じ。


これは 事務所の代表が同性愛者がただ嫌いだから 
その上ゲイでエイズになっているからってことで彼を解雇しようと考えて
でも表立っては「仕事の能力不足」という理由での解雇にするための
策略の流れの中での「訴状がなくなる」というシーンなんだよね。
ゲイ、HIV、エイズに対する偏見、差別
そして彼自身の体調の悪化による症状との闘い。
そういうのがすべてこの病院での電話のシーンで彼に襲ってきているわけで。
そこで、このセリフになるわけだ。何度も何度も自分に向けて、この言葉を発しながら
何とかしようとする姿を観ると 
やっぱ あか~~ん 泣きそ。。゚(´□`)゚。って感じになる。


この映画はね、法廷劇としての流れや、ゲイやHIV,エイズについての偏見や差別など
いろんな側面を描いているから 観る人が どこに重きを置くかによって
見え方が少し変わってくると思うんだ。
アンドリューを弁護するジョー・ミラー弁護士(デンゼル・ワシントン Denzel Washington)
の方に中心をおいて観ても良いし。
ミラーは最初はアンドリューの弁護の依頼を一度は断わるんだよね。
ゲイについて偏見ジョークを連発していたし。たとえば「同性愛者は嫌いだ。特に男どうしはね。
不思議だよな。ベットでナニをするとき混乱しないのかな。それ僕の?それとも君の?
俺は自分よりたくましくて、ましてや胸毛があるヤツとベットに入る気はしないね」
ってジョークを言ったり。
また事務所に依頼しに来たアンドリューが手で「触れた箇所」を異様に気にしたり。
でも図書館でミラー自ら偏見の目に晒されているアンドリューに語りかけるんだよね。
そこから弁護人をやり始めることになるあの図書館のシーンは泣けるね。
最後の方ではアンドリューの恋人とミラーが病院の中で戸惑いながら、
軽く抱きしめあうシーンがあるよね。
このミラーもまた自分の中にあるゲイ、HIV、エイズへの偏見や差別の気持ちと闘っていたんだね。
この映画のタイトルに込めた監督の気持ちはそこにあるのかも知れないね。






さて、この名言の 何度も何度も自分に向けて、この言葉を発するシーン。


こういうさ、いろんな問題が一度に自分に降りかかってきたら どうする?って思うよね。
あまりにも不条理だし、急にいろいろな問題に襲われたらパニックになるよね。
もう嫌になって 何も考えない、何もしないってこともアリかも知れない。
だけど、逃げたらまたいつか同じ問題でつまづくよな、人間って。おもしろいもので。
他人に助けを求めるのも必要。それも勇気が必要だし。
だけど、まずは自分の直面している状況から目をそむけずに
立ち向かうことが一番重要なんだろうね。




今まで僕は面倒くさいことは出来れば避けて通りたいといつも考えてきた
ややこしいことは後回しにして 記憶の片隅にそっとしまって
どうしよか、横に置いておこうか、無かったことにしようか、逃げようか 
そんなことを いろいろ悩んだり考えてきた



でも、それだと何も解決しないんだよな



大切なことは
目をそむけないこと



僕も自分自身の問題に 立ち向かわねば








今日の名言


『どんな問題にも 解決策はある・・・
 どんな問題にも 解決策はある・・・どんな問題にも・・・』
 

『Every problem has a solution・・・
 Every problem has a solution・・・Every problem has・・・』